2014年1月29日

第38期棋聖戦第二局―封じ手予想

第38期棋聖戦第二局が、埼玉県川越市「料亭 山屋」で今日から始まり、黒番の井山棋聖が51手目を封じて一日目が終わりました。
一日目の消費時間は、黒番の井山棋聖が3時間16分、白番の山下挑戦者が4時間4分だったそうです。

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前夜祭のコメント(幽玄解説から)

井山棋聖:「川越市には初めて来ましたが囲碁熱の高さを実感しています。すばらしい対局場と最高の環境で対局できることを嬉しく思います。明日から大変な戦いになりますが、川越市の囲碁熱をさらに高めるような碁を打ちたいと思います。」

山下挑戦者:「私も川越市は初めてですが町並みをみてもとても落ち着くので普段どおりの対局ができそうです。井山さんは先週の十段戦で敗れて、また新たに七冠を目指すことになりますが、六冠を防衛しながら七冠を目指すのは大変なので、いくつかタイトルを失くしてから、また七冠に挑戦していただきたいと思います(笑)。 明日からいい対局をお見せできるようにがんばります。」

両者のここまでの対戦成績は、井山棋聖18勝、山下挑戦者12勝で、本局が31戦目とのこと。

昨年(2013年)の成績

井山裕太 43勝18敗(黒番19勝10敗、白番24勝8敗)
山下敬吾 26勝14敗1無勝負(白番13勝7敗、黒番13勝7敗1無)

2013年までの通算成績

井山裕太 463勝166敗 .736 獲得タイトル数22
山下敬吾 832勝367敗1持碁1無勝負 .694 獲得タイトル数23


 封じ手までの手順

棋譜再生
 黒 井山裕太 白 山下敬吾 

井山六冠、今日は1~3の並び小目や7の高い構えなど意欲的な布石構想ですね。十段戦での負けがちょっと心配だったけど、ここまでの進行を見る限りでは、全然大丈夫そうですね。

幽玄の封じ手予想ヒントでは、AとBが候補にあがっていますね。戦いの最中なので、他の場所は考えにくいとのこと。
私が打ってたら、とりあえずBに渡ってキリが入ってるので黒十分とか考えてしまいそうだけど、でも井山六冠はいけると見たらいくタイプなので、ここは私はAにしたいと思います。
パンダ解説によると、黒Aの後白Bにおさえる変化は、隅の攻め合い絡みの戦いになるようだけど、黒が良さそうな変化図が多く出ていて、黒やれそうな気がするので。

明日は封じ手開封含めて、左上からの攻防に注目ですね。では、また明日。

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